古河のタイガーマスク 木村直人

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―使命を感じたんです。ボクの本名も直人だから…―

~木村 直人が、タイガーマスク活動を始めた軌跡~

使命を感じたんです。ボクの本名も直人だから…

※平成23年2月1日号の「女性自身」に記事が掲載されました。

「伊達直人」は自分と同じ名前。これは宿命かもしれないと思った

2011年1月。茨城県高萩市の児童養護施設「臨海学園」にランドセル10個を届けたところから、僕の「伊達直人」としてのタイガーマスク活動が始まりました。

きっかけは、はじめて「伊達直人」がランドセルを送ったというニュースを見た時でした。
僕の名前「直人」は、格闘技の大ファンだった父が大好きだったタイガーマスクの伊達直人にちなんで付けた―と聞いていたので、「この活動は自分の宿命なのかもしれない…」と感じて、この活動を僕もやってみよう!と思い立ちました。

「直人」の名に恥じない活動をしたかった

この時贈ったランドセルは、冬のボーナスを全て購入資金にあてました。

本当はボーナスでスキーウェアを買う予定などをたてていたけれど、やるからには「直人」の名に恥じないように、子どもたちの役に立ちたいと思いました。
当日は、父といっしょに臨海学園に行きました。アポ無しだったのでちゃんと受け取ってもらえるか心配でしたが、喜んでもらえて本当に嬉しかった。

まだ結婚相手も見つけていないのに、子供のランドレルを買うことになるとは思ってもいませんでした(笑)

この活動の他にも、父の影響で、新潟や石川の被災地にボランティアに行ったり、道路のゴミ拾いの活動をしたことがあります。
最初はとても恥ずかしく、正直に「父に無理やりやらされている」という感じでした。「カッコつけちゃって」と言われることもありました。
でも、今はそんなことも気にならなくなりました。

これからも、人の役に立てる活動を続けていきたい―そう思っています。

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